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「えきかんナビ」動作確認レポート(宇都宮LRT・沿線歩き)

アプリ「えきかんナビ」を宇都宮のLRT沿線でテスト。実際には乗車せず数駅を歩きながら、距離や駅表示の精度を確認しました。LRTの概要や便利な利用シーンについても解説しています。

はじめに

うるしです。
私たち Lincra LLC では、列車の現在位置や駅間距離を直感的に確認できるアプリ 「えきかんナビ」 を開発しています。

今回は昨日の続きとして、宇都宮LRT(ライトレール) の沿線でテストを行いました。


宇都宮LRTについて

宇都宮市と芳賀町を結ぶ新しい交通インフラとして、2023年に開業したのが 宇都宮ライトレール(通称:ライトライン) です。
LRT(Light Rail Transit)は路面電車の一種ですが、最新の低床車両や専用軌道を採用しており、都市部の交通渋滞を避けつつ、環境負荷を抑えた移動手段として注目されています。

車両は明るい黄色のデザインで、直線的なフォルムが特徴的。駅ホームもシンプルながら近代的で、初めて見る人には新鮮に映るはずです。


テストの様子

今回は実際に乗車する時間がなかったため、宇都宮駅東口からLRTの線路に沿って数駅を歩きながらテストしました。

結果としては、かなり正確に距離や駅の表示が出ました。

LRT東口付近の表示1
LRT東口付近の表示2

徒歩で低速移動していたこと、また空が開けてGPSの精度が高かったことが良い方向に働いたと思われます。
テスト環境としてはやや特殊で、通常の乗車時とは条件が異なるため、次回は実際に乗車して確認したいところです。

一点気づいたのは、駅ホームが複数の車線で分かれているケースです。
データ上は「1つの駅」として扱われているため、残り距離が長めに表示される場面がありました。これは「長い駅」と認識されているためで、今後の改善ポイントになりそうです。


LRTでも「えきかんナビ」が役立つ場面

今回の試験で感じたのは、LRTのような路面電車でも「えきかんナビ」が活用できるという点です。

例えば、

  • 初めて訪れる観光客が「あとどのくらいで目的の駅に着くか」を把握できる
  • 通勤・通学時に「あと1駅だからそろそろ準備しよう」と判断できる
  • 複数の駅が近接している区間で「自分が今どの駅に近いか」を直感的に理解できる

といったシーンで便利に使えるはずです。

特に宇都宮LRTは新しい路線で、土地勘がない利用者も多いはず。そうした方にとっても、アプリが「動く地図」代わりになる可能性を感じました。


打ち合わせ後の夕食

テストの後は、宇都宮駅東口の 「伊ノ祐」 に立ち寄りました。
創作居酒屋兼イタリアンバルで、牡蠣と肉料理が売りです。

伊ノ祐 宇都宮東口店

特に印象に残ったのはこの二品です。

  • 【お肉部門第一位!】贅沢 3種のお肉盛り合わせ(約300g〜350g)
  • 特選! 兵庫県室津産牡蠣のガンガン焼き

ボリュームもあり、味も良く、仕事終わりの食事として満足度が高いものでした。


まとめ

今回のテストでは、徒歩という条件ながらも「えきかんナビ」がLRT沿線でも有効に機能することを確認できました。
鉄道路線だけでなく、都市交通にまで利用シーンが広がる可能性を実感しています。

改めて、「えきかんナビ」 は以下の環境で利用可能です。

通勤・通学や観光の際に、ぜひ一度お試しください。
では、次回のレポートでまた。

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